日本IBM、最新のDB2利用を促進する移行サービス
最新のDB2利用を促進する移行サービス
最新版への直接移行とレプリケーションにより、期間短縮と安全な移行を支援
日本IBM(社長:マーティン・イェッター、NYSE:IBM)は、IBM (R) System zで稼働しているデータベース・ソフトウェア「IBM DB2」の最新版「IBM DB2 V10」への更新に際し、ワークロードや移行期間の大幅な短縮を図れるサービス「System z向け- 高速DB2移行サービス」を発表します。また、「System z向け- 高速DB2移行サービス」は、レプリケーション製品を利用することにより、移行による業務停止時間を短縮でき、ビジネスへの影響を抑えてスムーズで安全な移行を支援します。サービスの提供開始は本日から、価格は個別見積もりとなります。
これまで、データベースを更新する際には、バージョンアップや構成変更など作業項目が多く、またデータ量も膨大なため、移行が数十時間に及ぶと想定され、計画停止時間内ではシステム移行が難しいという課題がありました。また、生産ラインの停止や顧客取引の機会損失など、長時間のシステム停止は大きな損害につながるため、短時間で安全な移行方法が求められていました。
「System z向け- 高速DB2移行サービス」は、最新版「IBM DB2 10」への直接移行を可能にすることにより、1つずつバージョンの段階を踏んで移行する場合と比較して、各バージョン毎に必要となってくるテストや確認作業が一度で済むため、大幅に作業工数の削減と期間短縮を図ることができます。また、レプリケーション機能を持つソフトウェアを活用してデータの同期をとりながら移行するため、旧データベースのサービスを継続しながら新データベースを構築することにより、業務の停止時間を大幅に短縮できます。さらに、移行直前のデータまで担保するフォールバック(新DBから旧DBへの切り戻し)も可能なため、移行に伴うリスクを低減し安全な移行を支援します。サービス提供には、データベース技術に精通し豊富なプロジェクト経験をもつ日本IBMの専門家が、移行要件、制約、およびデータベース構成をもとに、移行方法の選定から、移行計画の立案、移行作業の実施までを支援します。