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AT&TとBT、業界初のプロバイダー間テレプレゼンス接続を発表

AT&TとBT、業界初のプロバイダー間テレプレゼンス接続を発表
~Cisco TelePresenceRエンドポイント向け、初のプロバイダー間相互接続機能により法人顧客向けのコラボレーションにおける選択肢が拡大~

【2010年11月30日 米国テキサス州ダラスおよび英国ロンドン発】

AT&T*とBTは本日、業界初のプロバイダー間Exchange-to-Exchangeテレプレゼンス会議機能を商用ベースで提供すると発表しました。AT&TとBTのテレプレゼンス・エクスチェンジ間が新たに接続可能になったことで、両社の法人顧客のテレプレゼンス会議のスケジュール設定が可能となり、テレプレゼンスのエンドポイントがシームレスに接続できるようになります。

この新しいプロバイダー間のテレプレゼンス相互接続機能により、AT&TとBTの法人顧客は、Cisco TelePresenceRエンドポイントからお客様やサプライヤーにもネットワークを拡大し「対面して」会議を行えます。今年夏には両社の法人顧客がこの機能を試験的に運用しました。結果、AT&TとBTのテレプレゼンス間で多くの会議を開催し、成功を収めました。

両社の法人顧客は、既存のテレプレゼンス・サービスの新機能として、今回の相互接続機能を利用することで、これまで同様の一貫したサービスを体験していただくことができます。たとえばAT&Tの法人顧客はBTエンドポイントに参加する企業間との会議を、現在と同様にAT&T Telepresence SolutionRスケジューリング・ポータルを使って設定できますし、BTのテレプレゼンスの法人顧客はBTのスケジューリング・ポータルを使って同様の設定が可能です。両社の法人顧客は引き続き、現在のサービスプロバイダーをテレプレゼンス会議のサポートや支援、課金のコンタクト先として利用できます。 また、暗号化接続などの主要機能を利用して高度な機密性が要求される会議を設定できるため、両社の法人顧客は現行のテレプレゼンス会議と同様の高度なセキュリティ水準を確保できます。将来的には両社の法人顧客はディレクトリにアクセスし、プロバイダー間接続によってアクセス可能な他の企業やロケーションを探せるようになります。

AT&T Business Solutionsのチーフマーケティングオフィサー、ケビン・ピーターズ(Kevin Peters)は「企業は、グローバルなコラボレーションの効果的なツールとしてテレプレゼンスの価値を認識しています。その結果、規模の大小を問わずさまざまな業界において、我々の テレプレゼンス・ソリューションを導入する企業が四半期毎に増えてきています。BTとの間に確立したプロバイダー間相互接続は業界にとって重要な一歩であり、お客様のためにテレプレゼンスでアクセス可能なロケーションのネットワークを拡大し、お客様の事業を支援していくという我々のコミットメントを示すものです」と述べています。

BT Enterprisesのマネージング・ディレクター、クリス・クラーク(Chris Clark)氏は「これはBTとAT&Tのお客様にとって朗報です。企業は従業員の生産性の向上、二酸化炭素排出量の削減、出張関連コストの削減、競争力の強化を実現する方法を探し求めています。テレプレゼンスのネットワークの境界を越えて接続できるようになることで、このサービスの提供範囲と価値が大幅に拡大し、ビジネス上のメリットが最大化されます。この業界初の試みにより、BTとAT&Tは企業のコラボレーションのあり方を変えていきます。これはユニファイドコミュニケーションおよびテレプレゼンスに対する当社の取り組みの証といえます」と述べています。

本日の発表は、100カ国以上にわたる法人顧客にメリットを提供するためにBTとAT&Tが進めている多数の共同プロジェクトの最新事例です。両社のコラボレーションは、両社の法人顧客にも、そして両社にもますます大きな可能性を提供し続けています。

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2010/12/3 19:03