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ウォッチガードとCSE、SSL-VPNとSECUREMATRIXの連携を強化

シー・エス・イーとウォッチガード・テクノロジー・ジャパン、連携を強化

SSL-VPN「SSL100/560」に
ワンタイムパスワード「SECUREMATRIX」連携機能を標準搭載し、
「安全・低コスト・簡単」なリモートアクセスソリューションを実現


株式会社シー・エス・イー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関好行、以下CSE)とウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:本富顕弘、以下ウォッチガード)は連携を強化し、共同でリモートアクセスソリューションの販売を開始することを発表しました。CSEが開発した認証デバイス不要の本人認証製品「SECUREMATRIX(R)(セキュアマトリクス)」と、ウォッチガードのSSL VPNアプライアンス「WatchGuard SSL100」および「WatchGuard SSL 560」の連携は昨年既に発表済みでしたが、このたびウォッチガードのSSL VPNアプライアンスのバージョンアップにより、SECUREMATRIXとの連携機能が標準搭載され、より低コストで簡単に安全なリモートアクセスを実現することが可能となりました。

日本市場では、中堅・中小企業にもセキュアリモートアクセスのニーズが拡大しており、SSL VPNの導入が進んでいます。企業のリモートアクセスにおいては、企業情報資産を保護するため、通常のID・パスワードを超えたセキュリティ強度の強い本人認証システムが不可欠です。

今回両社が発表するリモートアクセスソリューションは、SECUREMATRIX認証APIをウォッチガードのSSL VPNアプライアンスに組み込むことで実現しています。連携機能の標準搭載により、これまでSECUREMATRIX連携に必要だったサーバ台数を2台から1台に削減でき、サーバの購入・管理コストを削減できます。また、より簡単に運用開始できるよう両社から導入ガイドが提供されるため、IT担当者が少ない中堅・中小企業に対し、低コストで簡単な導入・運用を実現し、セキュアで安全に社内のリソースへアクセスすることを可能にします。

今回の連携ソリューションは、両社の販売網を活用し、年間500ユーザ獲得を目標にしています。

両社は共同プロモーションとして、10 月26 日(東京)、29日(大阪)にて開催するWatchGuard Partner Forumにて今回の連携に関する概要を紹介いたします。

■今回の連携に関するコメント

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 本富 顕弘

営業マンの業務改善、就業形態の多様化、パンデミック対策などが課題となっている今日、社内IT資産へのリモートアクセスは、ビジネスの生産性を向上させる不可欠なネットワークインフラとして、大企業から中堅・中小企業へ導入が拡大しています。この度CSE様と共同開発したSECUREMATRIXとSSL100/560との連携は、日本全国の中堅・中小企業様への最適なソリューションです。これは、SSL VPNによるセキュアな通信とマトリクス認証による強固なユーザ認証を連携させた画期的なソリューションだからです。ウォッチガードが得意とする中堅・中小企業市場に対し、お手ごろ価格で、プラグ&プレイの容易な設定・運用を可能とし、全国の多くの販社様に販売して頂く計画です。ウォッチガードは米国のベンダですが、日本の技術パートナー様とともに、日本のお客様のニーズに合ったソリューションを開発し、提供していきます。

株式会社 シー・エス・イー 代表取締役社長 関 好行

このたび、ウォッチガード社製「WatchGuard SSL100/560」にSECUREMATRIX連携機能が標準搭載されることで、リモートアクセス市場においての重要課題である認証ソリューション強化が実現できたことを心より歓迎いたします。今回の連携強化により導入する際のハードルを下げるだけでなく、より幅広い層のお客様のニーズに応え、メリットをご提供できる「安全・低コスト・簡単」なセキュアリモートアクセスソリューションになると確信しております。今後も多方面で、幅広い市場ニーズに応える認証ソリューションの提供を目指してまいります。

■WatchGuard SSL100/SSL 560について

WatchGuardが提供する低コストのSSL VPN専用アプライアンス。一連のセキュアリモートアクセスの機能がオールインワン・アプライアンスとして集約され、容易に導入、アクティベーションが可能です。プラグアンドプレイにより、その他のソフトウェアの導入は不要で、企業のニーズに合った構成を柔軟に設定可能です。ローカルとサードパーティ認証、WebおよびJAVAクライアントベールのリソースをサポート。SSL100は、最大同時セッション数100で、50-300名規模の中小企業向け。その上位機種であるSSL560は、最大同時セッション数500で、300-2,000名規模の中堅企業向け。

■ SECUREMATRIXについて

CSEが開発した「SECUREMATRIX」は、人が頭の中に想い描くイメージとワンタイムパスワードを融合した「マトリクス認証」方式を採用した認証デバイスを一切使わない本人認証システムです。「マトリクス表(64個の数字がアクセスするたびにランダムに表示を変える表)」と「利用者の頭の中の鍵=パスワードイメージ」を使ったワンタイムパスワードの実現により、固定パスワード方式に比べ安全性が飛躍的に向上します。

SECUREMATRIXはこれまでリモートアクセス時の認証強化用途を中心に、順調にユーザ数を伸ばしてまいりました(2010年2月末時点で約650社60万ID)。他方で、内部統制の延長上にある危機管理や事業継続マネジメントの観点から、パンデミックや情報漏洩の対策として導入が進んでいるシンクライアント環境における認証強化ソリューションとしても注目を集めております。更に、Windowsログオン時の認証強化においてもご利用いただけるので、運用管理にかかる負荷を含めたコストを大幅に軽減できる「統一認証基盤」として、多くの引き合いをいただいております。

*ユーザ認証システムに関する特許(国内2件、米国1件)取得済み。
*製品ホームページ:http://www.cseltd.co.jp/smx/
*製品、ご購入に関してのお問い合せ先:http://www.cseltd.co.jp/smx/ask.htm

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2010/10/21 14:14