ISID、アプリケーションのクラウド基盤にベライゾンビジネスのCaaSを選択
報道関係者各位
2010年8月17日
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電通国際情報サービス(ISID)が、アプリケーションのクラウド・ホスティングに
ベライゾンビジネスのCaaSを選択
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ベライゾンビジネス(本社:米国ニュージャージー州、日本法人職務執行者社長:磯 逸夫)は、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)が、同社の主力商品である連結会計パッケージソフトウェア「STRAVIS」をクラウド上で展開するためのプラットフォームとして、大容量のコンピューティング・パワーを場所・時間を選ばずに配信することができるベライゾンのクラウドベースソリューションを選択したことを発表しました。
ベライゾンのクラウドソリューションであるコンピューティング・アズ・ア・サービス(CaaS)は、ISIDが求めるビジネスニーズに応じてスケーラブルで堅牢かつセキュアなプラットフォームを提供し、投資対効果の向上とITリソースのより良い活用を支援します。
日本国内で約2300人の従業員を擁するISIDは、顧客企業に対して財務、経営、人事といった管理ソリューションを提供しており、自社開発の連結会計パッケージソフトウェア「STRAVIS」は日本国内外で約400社に採用されています。ISIDはこの「STRAVIS」アプリケーションを新たに自社のクラウドビジネスモデル「CLOUDiS」上に展開するためのプラットフォームを探していました。ベライゾンビジネスのCaaSを活用することで、ISIDの顧客はハードウェアやソフトウェアに投資することなくスピーディに「STRAVIS」を新規導入できるようになります。
ISIDが「STRAVIS on CLOUDiS」のクラウド基盤にベライゾンのCaaSを選んだ主な理由には、CaaSの拠点となるデータセンターがSAS70 Type2を取得していること、また、ベライゾンがセキュリティ分野で高い実績を持っていることが挙げられます。さらに、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、あるいはベライゾンのグローバルMPLS/PIP サービスを用いた仮想プライベート・クラウドの中からクラウド環境を選択できるという、ベライゾンのデータセンター設備の柔軟性と品質の高さが挙げられます。また、グローバル企業の顧客を多数抱えるISIDにとって、ベライゾンCaaSのグローバルな可用性とスケーラビリティも、検討時の重要なポイントとなりました。
ベライゾンのCaaSでは、柔軟な課金モデル、統合セキュリティ、自動プロビジョニング、統合ストレージさらにはバックアップ・サービスも利用できることから、ISIDは顧客に、事業継続性も提供することができます。アプリケーションの可用性の高さは、ベライゾンビジネスの厳密なサービスレベル合意書により確保されており、ソリューションはウェブベースのユーザー・インターフェースを介して提供されます。
ISIDのビジネスソリューション事業部・グループ経営コンサルティング2部・プロダクト開発グループのシニアコンサルタント、瀬田博之氏は次のように述べています。「『STRAVIS』は決算業務に関わるパッケージなので、内部統制やセキュリティ、事業継続性が非常に重要であり、クラウドでの提供となると、これらの要素が特に重要視されます。ベライゾンのCaaSは、グローバル展開を含めたサービスなど当社の求めている諸要件を全て満たしていました。ISIDがベライゾンのCaaSを採用したことにより、『STRAVIS』の顧客のニーズにあわせた新しいサービスを展開することが可能となりました。クラウドは日々新しいサービスが提供されており、様々なプライベート・クラウド、パブリック・クラウドを検討した結果、ベライゾンが唯一我々の要求にあったプロバイダーでした」