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Cstap、スマホでの撮影画像にタイムスタンプを付与できる「タイムスタンプ for kintone Ver.1.5」

 サイボウズスタートアップス株式会社(Cstap)は24日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」において、帳票を電子保存をするために必要となる「タイムスタンプ for kintone」の新版「同 Ver.1.5」を、同日より提供開始すると発表した。2017年より可能となる、スマートフォンでの撮影に対応しているという。

 「タイムスタンプ for kintone」は、kintoneで電子帳簿を保存するために必要なタイムスタンプを付与するサービス。請求書や領収書、納品書などの書類をスキャナでPDF化して、kintoneアプリ内に添付ファイルとして登録すると、プロセス管理においてあらかじめ設定しておいたステータス(例:承認、支払い済みなど)になった際に、自動的にタイムスタンプが付与される。

 今回の新版は、電子帳簿保存法改正を受けたもの。2017年1月からは、スマートフォンなどのカメラで撮影した画像ファイルにタイムスタンプを付与することで、国税関係書類を電子保存可能になるため、これに対応したバージョンアップが行われた。スマートフォンの操作だけでタイムスタンプの付与までを行えるので、利便性が大幅に向上している。

 なお、新たに対応したファイル形式は以下の通り。

.jpg、.jpeg(image/jpeg)
.png(image/png)
.gif(image/gif)
.tif、.tiff(image/tiff)
.bmp(image/bmp、image/x-windows-bmp)

 価格に変更はなく、毎月100回までのライトコースが月額9000円、毎月5000回までのスタンダードコースが月額1万5000円。別途、kintoneのスタンダードコースのライセンス(1ユーザーあたり月額1500円)が必要となる点も同様だ。

石井 一志