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CTC、米DocuSignのクラウド型電子署名サービスを国内で販売開始
(2016/5/20 12:30)
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は20日、米DocuSignと販売代理店契約を締結し、同社のクラウド型電子署名サービスを日本国内で提供すると発表した。今後3年で6億円の売上を目指す。
DocuSignの電子署名サービスでは、ウェブブラウザーやスマートデバイス向けアプリを用いて電子書類への署名・捺印をどこでも行うことが可能。本人認証はクラウドサービスへのログインと連動して行われる。
2015年の電子帳簿保存法の改正により、3万円以上の取引に伴う契約書・領収書の電子保存が可能がなったことを受け、企業では帳簿類の電子化に向けた検討が進められている。また、電子化された書類は印紙税の課税対象外となるほか、郵送費用を節約できるなどのメリットもある。
国内販売代理店となるCTCでは、貿易、保険、不動産業やグローバル企業などにサービスを展開。既存ソリューションなどとの連携、保守などをトータルに提供するとしている。
DocuSign, Incは米カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構える。日本法人にあたるドキュサイン・ジャパン株式会社もすでに設立されている。