ニュース

富士通システムズ・ウエスト、多様な環境復元に対応したタブレット運用支援ソフト「future瞬快 V2」

 株式会社富士通システムズ・ウエストは17日、タブレット運用を支援する小・中・高等学校向けソフトウェア「FUJITSU 文教ソリューション future瞬快 V2」(以下、future瞬快V2)を、6月20日より販売開始すると発表した。価格は7500円(税別)から。

 「future瞬快」は、一般企業向けのPC運用支援パッケージ「瞬快」で培ったノウハウを生かし、学校向けに提供するタブレット運用支援ソフトウェア。タブレットを利用して授業を行った後、生徒ごとにバラバラになってしまったデスクトップ環境を、ログオン時に事前に規定した環境へ簡単に戻せる「簡易復元機能」を搭載している。また、通常のWindowsログオン画面に加え、低学年の児童が使えるように簡単なログオン手法を用意するなど、児童生徒のICTスキル・リテラシーに対応している点も特徴とのこと。

 今回のfuture瞬快V2では、簡易復元機能と、瞬快の強みである「OS再起動時にシステム全体を完全に復元する環境復元」を組み合わせて利用できる「デュアルリフレッシュ機能」を搭載した。それぞれを個別または組み合わせて利用可能なため、多様化する環境維持のニーズに幅広く対応するという。

 また、最新のクライアントOSであるWindows 10(Pro/Enterprise/Education/Enterprise 2015 LTSB)をサポート。さらに、他社製品とのシングルサインオン連携や、ユーザーマスタのインポート/エクスポート機能強化なども行われた。

 このほか、タブレット端末でのタッチ操作をより快適に行えるように、画面モニタリングや環境切替え時の「先生コンソール」を改善・強化している。

石井 一志