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NTT Com、企業向けIDaaS「ID Federation」の販売地域を拡大

香港・マレーシアなど5つの国と地域で

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は、さまざまなアプリケーションを1つのIDで利用できる企業向けIDaaS(Identity as a Service)「ID Federation」について、4月1日より海外での販売エリアを拡大すると発表した。

 ID Federationは、クラウドサービスをはじめとするさまざまなアプリケーションを、ユーザーごとに1つのIDで利用できるシングルサインオン(SSO)サービス。Office 365、Salesforce、Box、Google Appsなど1600を超えるSaaSはもちろん、ユーザー企業のオンプレミス環境にある業務アプリケーションなどについても、シームレスにSSOを行えるという。

 また、Active Directory(AD)が社内に複数存在している場合や、ADがない拠点が混在している場合でも、問題なく利用できるとのこと。

 今回は、すでに提供が開始去れている日本、シンガポール、タイに加えて、香港、台湾、マレーシア、インドネシア、ベトナムといった5つの国と地域でサービスの販売を開始する。なお今後は、欧州や北米にも販売エリアを拡大する予定だ。

石井 一志