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アララ、ネットワーク分離環境向けに個人情報検出ツールのライセンスパックを提供

 アララ株式会社は13日、政府・自治体などで導入が推進されているネットワーク分離環境向けに、個人情報のチェックを支援するライセンスパック「P-Pointer File Securityネットワーク分離支援パック」を、3月15日より提供開始する。価格は60万円。

 P-Pointer File Securityは、PCやファイルサーバーの中から、ファイルの内容や属性情報をもとに、保管ルールに違反している個人情報ファイルを検出するソフトウェア。個人情報の検出のみならず、移動や削除の自動化といった対処も行えるという。

 今回提供する「P-Pointer File Securityネットワーク分離支援パック」は、同製品を利用し、ネットワーク分離環境下のデータ受け渡し時の安全チェックを支援するライセンスパック。ネットワーク分離環境下において、インターネット非接続の業務ネットワーク上のファイルを、インターネット接続ネットワークへ受け渡す際、P-Pointer File Securityが、該当ファイル内に個人情報が含まれていないかを自動でチェックすることができる。

 もし、ファイル内に個人情報が含まれていれば不合格ファイルとみなされ、NG用フォルダへ自動的に移動されるので、手間をかけずにチェック作業を行える点が特徴。また、検出したファイルに対する移動などの対処方法は、コマンドの実行機能により自由に設定できるとした。