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リコージャパン、法務支援クラウドサービス「RICOH Contract Workflow Service」

 リコージャパン株式会社は、法務相談や審査結果の共有による法務業務の効率化や、部門ごとに分散している契約情報の一元管理を実現できる法務支援クラウドサービス「RICOH Contract Workflow Service」を15日に発売する。

RICOH Contract Workflow Service

 RICOH Contract Workflow Serviceは、リコーが社内で活用している法務相談と契約情報管理をシステム化した法務業務の支援ツールをベースに、顧客向けにクラウド化して提供するサービス。

 法務相談業務においては、「相談要否の自動判定」による相談件数の抑制と「相談履歴機能」による情報の共有が可能になる。法務相談の窓口をシステムに一本化することで、すべての相談を記録することができ、法務部門による審査、回答は記録され、契約決裁時の参考情報として活用できる。

 締結後の契約書管理業務においては、相談時の情報を契約先や契約期間などの情報と関連付けることで、スムーズな契約登録・更新が可能。社内の契約情報管理を一元化し、契約相談の情報を活用して契約登録をすることで、契約更新時などに契約経緯の情報を活用できる。契約情報にPDFなどの添付ファイルを登録することや、契約期限を管理し、契約担当者に満了時の事前通知などが可能。相談情報や契約情報は、閲覧制限による機密性の確保が可能で、法務部門内や相談者の部門内などに公開範囲を限定できる。

 サービスの標準価格(税別)は、利用者1~300人、ディスクスペース100GBの「ビジネスパック300」が月額8万円など。

三柳 英樹