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デル・ソフトウェア、中小規模向けUTM「SonicWALL TZシリーズ」を刷新
(2015/10/30 13:46)
デル・ソフトウェア株式会社は、中小規模のネットワーク環境に向けたUTM製品「SonicWALL TZシリーズ」の新モデルを、11月中旬より提供開始すると発表した。既存モデルと比べ、性能、管理・運用性、コストパフォーマンスを向上させているという。価格はオープン。
「SonicWALL TZシリーズ」は、ファイアウォールやVPNの機能を中心に、侵入防御、マルウェア対策、コンテンツ/URLフィルタリング、アプリケーション制御などの機能を提供するUTMアプライアンス。中小規模の企業や、支店、リモートオフィスなどを主な対象としているが、大規模向けの「SuperMassiveシリーズ」と同じコードベース、保護機能を備えており、同一のGUIから管理を行うことができる。また、「Dell SonicWALL Global Management System(GMS)」を用いた中央からの統合管理にも対応するとのこと。
新モデルのうち最上位となる「TZ600」は、最大1.5Gbpsのファイアウォールスループット、最大500Mbpsのマルウェア対策スループット性能を備え、IMIX(Internet Mix Traffic)スループットは900Mbpsとなる。インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×10ポートを搭載した。
国内で提供されるモデルは、TZ600以外はすべて無線LAN対応となり、IMIXスループットが700Mbps、1000BASE-T×8ポートの「TZ500 Wireless」、同500Mbps、1000BASE-T×7ポートの「TZ400 Wireless」、同200Mbps、1000BASE-T×5ポートの「TZ300 Wireless」、同60Mbps、1000BASE-T×5ポートの「SOHO Wireless」がラインアップされた。