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L is B、業務システムと企業向けIMの連携を推進する認定パートナープログラムを開始

 株式会社L is B(エルイズビー)は28日、SIer向けに「daab ソリューション認定パートナープログラム」を開始すると発表した。企業向けメッセンジャー「direct」のチャット機能を既存のアプリケーションやサービスと連携させ、付加価値の高いソリューションを推進することが目的。このプログラムに参加したSIerは、外部のシステムとを連携させるbotプログラム(自動化プログラム)開発ツール「daab SDK」を活用し、顧客の課題解決策を提案できるという。

 directは、多くのコンシューマ向けサービスと同様の直感的な操作性はそのままに、ユーザー管理、独自のアクションスタンプ、社内システム連携機能であるdaab SDKなど、企業向けに特化した機能を備えたメッセンジャーツール。

 単独でもコミュニケーションの円滑化などに利用できるが、顧客からは、Salesforce、Office 365、Google AppsなどのSaaSや、企業内業務システムと連携させたい、といった声が多く寄せられているという。そこでL is Bでは、システム連携のニーズに応えること、付加価値の高いソリューションの提供を推進すること、directの導入促進を図ることを目的に、SIerを対象としたパートナープログラムを開始することにした。

 認定パートナー参加条件は、現在販売中のシステムにチャット機能の追加提案を検討していること、daab SDKを活用したソリューション企画・開発、販売のアイデアを持つこと、daabソリューション認定パートナープログラム規約に同意できることなど。参加企業には、特典として開発用directの無償提供(50名まで利用できるプレミアムプラン)、L is Bのbotポータルからの送客、開発者向けセミナーへの招待(不定期)といった特典を提供する。

 なお当初から、株式会社クオリカ、株式会社co-meeting、株式会社ジョイゾー、株式会社SI ソーラーの参加が決定している。

石井 一志