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サイバーエージェント、経費管理基盤としてConcur Expenseを導入

経理部門において年間1200時間の負担軽減を見込む

 株式会社コンカーは、株式会社サイバーエージェントが、経費管理基盤として従業員経費管理ソリューション「Concur Expense」を採用したと発表した。8月より本格稼働を開始しているという。

 サイバーエージェントでは、各事業ドメインでのスマートフォン利用が進む中、従業員の生産性向上を目的に、社内業務の入力作業負荷軽減や、経理部門の経費管理プロセス・経費明細分析による支出管理の最適化など、バックオフィスの生産性向上が求められていた。

 そこで同社は、Concur Expenseが持つユーザビリティや、経費入力段階での監査ルールチェック、コーポレートカード連携機能、経費支出の分析機能などを評価し、全部門で導入した。

 現在、利用ユーザー数は1700名。Concur Expense導入によって、領収書と入力情報の突合作業などにおける、経理部門の経費承認作業が簡素化されたほか、コーポレートカードを活用した経費入力の自動化、経費タイプなどのマスタメンテナンス業務の自動化、経費支出分析の簡素化などにより、関連作業工数の月100時間削減を見込んでいる。

 また、重点事業ドメインに対する経費を含めた積極的な投資を継続するために、経費分析のさらなる強化、コーポレートカードを活用した経費入力業務の自動化とガバナンス強化を積極的に進め、最終的には従業員立て替え経費撤廃に向けて展開を進めるとのこと。

石井 一志