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ハンモック、名刺管理ツール「HotProfile」の営業支援機能を強化

 株式会社ハンモックは、名刺管理・営業支援ツール「HotProfile」の新版「同 Ver.2.3」を、9月18日にリリースすると発表した。今回は主に、営業支援機能を強化している。

 HotProfileは、「名刺管理」「マーケティング施策」「営業支援(SFA)」といった、営業活動に必要となる3つの領域すべてカバーする営業支援ツール。名刺をスキャン、あるいはスマホで撮影してハンモック名刺センターへ送ると、オペレータがデータを確認・修正して、クラウド上の顧客データベースに登録してくれる。また顧客データベースは、名刺以外にも、セミナーの参加者リストや資料請求者データなど、取得元や形式が異なるデータを取り込んで一元管理することも可能。こうして蓄積された顧客データをもとに、一斉メールやOne To Oneメールを配信できるほか、商談や案件の状況を管理する機能も備えた。

 今回の新版では、営業支援機能が強化された。まず、新規に接触した顧客に関する営業報告を、顧客データを一から登録することなく、すぐに処理できる「リアルタイム報告」機能を新たに提供する。顧客の名刺をスマートフォンアプリで撮影し、営業報告内容を登録するだけで営業報告が完了するため、営業担当者の負荷を軽減できるとのこと。

 また、Webで公表された人事異動ニュースを取得し、所有する名刺データに該当する情報を通知する機能や、HotProfileに登録された報告、商談/案件情報をレポートとして出力できる「カスタムレポート」機能、営業担当者がフォローすべき顧客へのアクションを期限付きタスクとして登録する「タスク管理」機能も追加された。なおタスクには、対象となる顧客情報や商談履歴など、関連する情報を自動的にひもづけて登録できる。

 価格例は、営業20名、スタンダードプランで導入する場合、1ユーザーあたり月額2900円(税別)から。

石井 一志