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ハンモック、マーケティング機能を大幅に強化した名刺管理・営業支援ツール「HotProfile 3.0」

 株式会社ハンモックは17日、名刺管理や営業支援(SFA)の機能を備えたクラウドサービス「HotProfile」において、マーケティング関連の機能を強化した新版「同 Ver.3.0」を12月18日にリリースすると発表した。

 HotProfileは、「名刺管理」「営業支援」「マーケティング施策」の3領域で分断された業務プロセスを有機的に結び付け、セールスとマーケティングのオートメーション化を実現するクラウド型営業支援ツール。新版では、キャンペーン管理機能、ホットリード自動通知機能などを搭載し、マーケティング施策機能を大幅に強化したという。

 具体的には、キャンペーン施策に関連する営業タスクや商談状況などを自動的に関連付けられるようにしたほか、顧客の基本情報、自動付与された企業属性や部署、役職カテゴリ、メール配信履歴やWeb閲覧履歴などのコミュニケーション履歴を用いて、社内リードを細やかにターゲティングできるように改良した。

 また、キャンペーンのターゲットとして抽出されたリードの分析を行って、顧客属性(業種、従業員数、資本金、上場区分、部署、役職)別のグラフを表示できるようにしている。さらに、ホットリード(優良見込み客)の条件を指定しておくと、該当顧客が現れた際に自動で発見・通知する機能を搭載した。ホットリードの条件としては、企業規模や役職などの顧客属性、Webの閲覧履歴など、さまざまな項目を用いた指定を行えるという。このほか、マーケティング施策の実施状況を数値化し、経営者や営業管理者へ示せるレポートを簡単に出力できるとのこと。

 マーケティング施策以外では、営業支援機能において、報告や商談管理画面で、業務や部門に応じた必要最小限の表示項目を選択できる表示テンプレートと項目カスタマイズ機能を搭載し、より使い勝手を向上させている。

石井 一志