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名刺データ化と営業報告を同時に実現、「HotProfile」に新機能

ハンモックの名刺管理・営業支援ツール

 株式会社ハンモックは3日、名刺管理・営業支援ツール「HotProfile」新版を発売した。30秒で営業報告をCRMに登録、即時に上司へ通知し、名刺データ化も同時に実行できる「リアルタイム報告機能」を追加したのが特徴。

 HotProfileは、「名刺管理」「リードナーチャリング(優良見込み客発掘)」「SFA/CRM」の機能を備えた営業支援ツール。名刺を簡単にデータ化し、企業属性やWebアクセス履歴などのデータを自動的に付与することで、価値の高い顧客データを生成するという。

 新版では、スマートフォンから素早く営業報告できる「リアルタイム報告機能」を実装。「名刺データ化」「CRMシステムへの登録」「上司や関係者への通知」をほぼ同時に行うことで、営業担当者が外出先の時間を使って手間なく営業報告、社内で情報共有し上司からの素早い指示伝達といった業務プロセスが実現する。

 具体的には、スマートフォンで名刺を撮影するだけで顧客登録が完了。撮影した名刺の画像はハンモックの名刺センターに転送され、人による目視・微修正されたのち、顧客データとして登録される。

 報告は、報告用に用意されたテンプレートから適切なものを選び、顧客の予算有無や次回のアクションなどを選択するだけで完了。選択したテンプレートにより報告内容の項目が変化し、必要最小限の操作で報告できる。報告完了後は、上司や関係者へリアルタイムでメール通知されるという流れ。

 ハンモックは「SFA/CRmにも外出先で活動結果の登録を行うスマートフォンアプリが用意されているが、システムに顧客の基本情報が登録されていない場合、名刺情報をスマートフォンから登録する作業に手間がかかる。オフィスに戻ってPCから登録すると、細かい商談状況を忘れてしまいかねないし、名刺のデータ化を委託するとさらに時間がかかる。これらの課題を解決する」と新機能をアピールしている。

川島 弘之