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ハンモックの名刺管理ツール、顧客データを地図上で表現可能に

 株式会社ハンモックは8日、名刺管理・営業支援ツール「HotProfile」に地図機能(Google Maps)を搭載した新版を発売した。

 HotProfileは、クラウド型の名刺管理ツール。名刺をスキャンして送信すると、ハンモック名刺センターの専任スタッフが手入力でデータ化してくれる。顧客データには、業種・資本金・従業員数などの属性が付与され、売上実績やセミナー参加履歴などの情報もクレンジング機能で統合する。組織構成をツリー表示で可視化してくれるのも特徴だ。

 新版では、これら顧客データを地図上で表現できるようになった。地図上で顧客データをピンの色や大きさで示し、契約内容・業種・従業員数など視点を変えての顧客分布を把握できる。地図上で顧客名をクリックするとダイレクトにCRMの顧客情報画面へ遷移し、詳細を確認することも可能。

 これにより、「全国の大口取引顧客を把握し、その周辺の同業種へ事例を持ち込む」「製品導入ごとの分布を把握し、導入が少ないエリアへ集中的にアプローチする」「企業規模や業種の分布をエリアごとに把握し、顧客の特性に応じた営業戦略を策定する」「担当するエリア内に存在する契約更新間近の顧客から優先して訪問する」など、売上に直結する営業計画や活動が可能になるとしている。

 料金体系は、ユーザー数に応じた月額制でオープン価格。ハンモックでは、初年度100社への販売を目指す。

川島 弘之