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JBCCの運用サービス付き「俺のクラウド」、セキュリティメニューを拡充

Trend Micro Deep Securityなどを利用可能に

 JBCC株式会社は4日、クラウド基盤サービス「俺のクラウド ベースサービス」において、セキュリティサービスを拡充すると発表した。

 「俺のクラウド ベースサービス」は、クラウドベンダーが提供するクラウドサービスに、JBCCの運用をセットにして提供するサービス。クラウドを利用するために必要な手続きの代行から、設計/構築/運用までを、クラウド運用監視センター「CLIC(Cloud Innovation Center)」でトータルにサポートしている。

 今回JBCCでは、クラウド環境のセキュリティを強化するため、セキュリティサービスメニューを拡充した。具体的には、1)ファイアウォールやIDS/IPSなどの機能を1つのモジュールで多層防御できるようにした、ホスト型サーバーセキュリティソリューションの「Trend Micro Deep Security」、2)画像をワンタイムパスワードとして利用でき、利便性を落とすことなく安全にクラウドに接続できるクラウド統合認証サービス「WisePoint」、3)相手に送信した後のデータを遠隔削除することも可能なファイルの暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」、といった3つのサービスが利用できる。

 なおJBCCでは今後も、「俺のクラウド」のサービスメニューを拡充し、2016年度までに2000社へのクラウドサービスの提供を目指すとしている。

石井 一志