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JTBの情報システム子会社、企業向けクラウドストレージ「Box Enterprise」を採用

 マクニカネットワークス株式会社は21日、株式会社ジェイティービー(JTB)の情報システム子会社である株式会社JTB情報システム(以下、JSS)に対し、米Boxの企業向けクラウドストレージサービス「Box Enterprise」を提供したと発表した。管理負荷軽減と在宅勤務環境の向上、BCPの実現などを目的として、7月から運用が開始されている。

 JSSは、旅行業のシステム会社として、JTBグループへ最適なシステムの企画、開発、保守・運用、仕入販売、ITコンサルなどを提供する企業。一方のBox Enterpriseは、Boxは、容量無制限のクラウド上でセキュアにデータを管理し、情報漏えい防止を実現するクラウド型のファイル共有ストレージである。

 同社ではBox Enterpriseの導入により、さまざまな状況下における社員の業務フローの安全性と円滑性の向上を目指すとのことで、管理者のサーバー/ユーザー管理の負荷軽減、社員によるデータへのセキュアかつ簡単なアクセスを実現し、安心してデータの利用・流用ができるサービスとして運用を行うとしている。

 一方マクニカネットワークスでは、サービスの提供だけでなく、運用ポリシー策定、マニュアル作成、フォルダ構成、管理者への利用ナレッジ移転などを、JSSに対して実施し、今後も継続的に支援を行っていくとのこと。

石井 一志