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テラスカイ、「SkyVisualEditor」をバージョンアップ、100以上の機能追加・改善

 株式会社テラスカイは、ドラッグ&ドロップのマウス操作でSalesforceの画面開発が可能な「SkyVisualEditor」を、7月26日にV4.0へバージョンアップすると発表した。

 SkyVisualEditorは、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発するクラウドサービス。ユーザー企業だけでなく、システム開発会社でも開発期間の短縮や運用フェーズでの柔軟な改修を目的として利用するケースが増加するなど、利用の幅が広がっているという。

 今回のバージョンアップでは、ユーザーからの機能追加や機能改善の要望を100以上盛り込んだ。

 主な追加機能としては、SkyVisualEditorの標準コンポーネントであるテーブルを利用して作成した画面上の表で、フィルターを利用できるようになる「テーブルフィルタ機能」を追加した。

 検索の利便性を高める機能の追加・変更としては、検索画面の検索条件項目を自由な順に配置可能にするとともに、日付項目を利用可能にした。また、検索画面の範囲指定項目を半角英数字固定に変更、検索条件の演算子を“デフォルト値”に変更した。

 画面開発の生産性を高める機能追加・変更としては、開発環境のStudio画面の操作性を向上させる改善を行い、Studio画面でオブジェクトや項目のAPI参照名を変更可能とした。また、Salesforceの開発言語であるVisualforceでコーディングしたページを、SkyVisualEditorに取り込むことができるようになった。

 このほか、Summer'14(API31.0)への対応や、見積オブジェクト、注文オブジェクトへの対応など、多数の機能を追加する。

三柳 英樹