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テラスカイ、SkyVisualEditorの認定資格制度を開始へ 技術者育成を促進

 株式会社テラスカイは、Salesforce画面開発基盤「SkyVisualEditor」の技術者育成を目的として、認定資格制度を7月より開始すると発表した。

 「SkyVisualEditor」は、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発するクラウドサービス。開発生産性の高さにより、ユーザー企業のみならずシステム開発会社でも採用が拡大しており、ユーザー企業からの提案依頼時に、要件としてSkyVisualEditorの利用を指名されることも増えてきたため、開発技術者の人員が不足しているという。また、技術者のスキルレベルに対する問い合わせも増加してきたとのこと。

 今回テラスカイでは、こうした背景を受け、スキルレベルを客観的に開示する認定制度を開始することにした。

この制度では、以下のスキルを保有していることを認定する。

・SkyVisualEditorの標準機能を使用した画面開発ができる
・SkyVisualEditorのApexクラス拡張機能およびJavaScript機能の基本知識を有している
・SkyVisualEditorのAppComponentによる開発に関する基本知識を有している

 このような取り組みにより、技術者のスキル向上・維持を促進し、技術者のモチベーションの向上を図るほか、技術者フォーラムや技術情報メールマガジンなどにより、SkyVisualEditorの最新情報や専門技術情報をいち早く共有することが狙い。また、SkyVisualEditorの認定資格者は、テラスカイのWebサイトで公表し、ユーザー企業にスキルレベルを客観的に開示するとしている。

 なお、初回の認定試験は7月15日に実施する予定で、今回の認定制度によって、初年度50名の有資格エンジニアの育成を目指す。

石井 一志