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テクマトリックス、ソフト構造解析ツール「Understand 4.0」新版、Eclipseプラグインをサポート
(2015/6/26 12:46)
テクマトリックス株式会社は25日、米Scientific Toolworksのソフトウェア解析ツール「Understand」の最新日本語版「Understand 4.0」の販売を開始した。
Understandは、C/C++、Java、C#などのソースコードを解析し、構造を可視化するソフトウェア解析ツール。関数や変数、ファイルといったさまざまな要素に関する情報を詳細に解析し、開発者が容易にそれらの情報にアクセスできる環境を提供する。
最新版のUnderstand 4.0では、製品の機能をEclipse上で利用できる、Eclipseプラグイン機能を追加。開発環境との親和性を向上させた。プラグインでは、プロジェクトを構成するエンティティ(ファイル、クラス、関数、変数、パッケージなどの要素)をユーザーが指定した種類で絞り込み、リスト表示する「エンティティフィルター」や、エンティティに関連する情報を表示する「情報ブラウザー」、ソースコードの複雑度を示すメトリクス分析を実施する「メトリクス測定」などの機能を利用できる。対応するEclipseのバージョンは4.4/4.3/4.2(64bit推奨)。
また、ソースコードからUMLシーケンス図を生成・描画する機能を追加し、オブジェクトの振る舞いを視覚的に確認できるようになった。グラフィカルビューにUMLシーケンスダイアグラムが追加され、メンバーメソッドからコールされた関数やメソッドをシーケンス図として描画。シーケンス図からオブジェクトの振る舞いを確認できるので、ソースコードの理解が容易になる。対応言語はC++/Java/C#。
Understand 4.0の出荷開始予定日は7月7日。また、現在、保守サービスを契約しているUnderstandユーザーには、バージョンアップ製品を無償で提供する。