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バラクーダのセキュリティ/ストレージ関連4製品がvCloud Airで利用可能に

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は18日、自社の仮想アプライアンス4製品が「VMware Ready - vCloud Air」に認定されたと発表した。これに伴い、認定製品が今後、VMware vCloud Air上で利用可能になる。

 セキュリティ/ストレージのアプライアンスを提供してきたバラクーダでは、製品の仮想アプライアンス化と、仮想アプライアンス製品のパブリッククラウド対応を進めており、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureについては、すでに認定製品を多数リリースしている。

 これは、「アプライアンスで実績があり、信頼性が高い製品をクラウドで提供している」(バラクーダの林田直樹社長)との姿勢のもと、オンプレミス環境と同じセキュリティレベルをクラウド上でも利用可能にするためで、すでに多くの顧客での利用実績があるという。

 今回は、その取り組みがVMwareのvCloud Airに拡大されたもの。VMwareに認定されたのは、次世代ファイアウォール「Barracuda NextG Firewall」、メールアーカイブ「Barracuda Message Archiver」、メールセキュリティ「Barracuda Spam&Virus Firewall PLUS」、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「Barracuda Web Application Firewall」の各セキュリティ/ストレージ製品。これらを利用することで、今後ハイブリッド環境において、シンプルな管理によるセキュリティが提供可能になるとのこと。

 なお、vCloud Airで利用できる製品は、Bring Your Own License(BYOL)モデルで提供され、価格は仮想アプライアンス版(Vx版)と同価格になる。

石井 一志