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アシスト、PostgreSQL 9.4対応の各種支援サービスを開始

 株式会社アシストは19日、提供しているオープンソースソフトデータベース「PostgreSQL」の各種支援サービスにおいて、「同 バージョン9.4」に対応したサービスを同日より開始すると発表した。

 アシストではPostgreSQLに対して、24時間365日対応のプロダクトサポート、10年間の長期サポートをはじめ、企業内の標準利用ガイドライン作成支援などの導入コンサルティング、既存システムからのデータ移行、バックアップ/リカバリ設計と実装、研修などの各種支援サービスを提供している。

 今回は、これらのサービスを、PostgreSQLの新バージョンである9.4に対応させた。PostgreSQL 9.4では、大規模メモリ環境を最適化するHugePagesへの対応や、更新処理時のWALバッファへの書き込み改善、OLTP向けの機能が強化されたほか、参照処理を妨げないマテリアライズドビューのデータリフレッシュなど、データウェアハウス(DWH)向け機能も拡張されている。

 また、データベース管理を容易にするALTER SYSTEMコマンドやスケールアウト機能を強化するレプリケーションスロット、NoSQL対応のバイナリJSON型も新たに実装され、PostgreSQLの適用範囲がこれまで以上に拡大することが期待されているとのことだ。

 なおアシストでは、PostgreSQLをミッションクリティカルシステム向けに機能強化し、GUIの管理ツールも備える「Postgres Plus」の紹介セミナーを新設し、2015年1月22日より毎月開催するとしている。

 価格は、一例として、プロダクトサポートサービスの「スタンダード」レベル(平日9時~17時対応)の場合、サーバー契約で年間44万円(税別)、25サーバーまでのサイト25契約で275万円(税別)、会社契約で600万円(税別)から。

石井 一志