ニュース

アシスト、PostgreSQLの適用判断から環境構築までを支援するコンサルティングサービス

 株式会社アシストは18日、オープンソースデータベースであるPostgreSQLの適用判断から環境構築までを支援する「PostgreSQLコンサルティング支援サービス」を発表した。同日より提供開始する。

 このサービスは、アシストがこれまで培ってきたノウハウをもとに、システムごとに最適なデータベースを選定するための調査・検証から、データベース適用までを提供する「コンサルティング支援サービス」の第1弾。ユーザーのデータベース環境の現状調査から、PostgreSQLを選定した場合の適用検証、適用ルール策定、構築、運用、チューニングなどの各種ガイドライン策定までを支援するという。

 アシストでは従来、導入支援、データ移行支援、研修サービスやプロダクトサポートなど、PostgreSQL採用以降のサービスを中心に提供してきたが、このサービスがラインアップされたことにより、検討・判断の段階からのトータルな支援が可能になったとのこと。
 なお具体的には、商用データベース、オープンソース・データベースについて機能、コスト、保守などの観点から比較調査を実施する「RDBMS製品調査支援」、サンプルシステムのPostgreSQL適用検証において、前提知識となるPostgreSQLアーキテクチャおよびSQL、PL/SQL差異、移行手法などのレクチャーを行う「PostgreSQL適用検証支援」、各システムでPostgreSQL選定の基準となるガイドラインを策定する「PostgreSQL適用ルール策定支援」、各フェーズでのガイドラインを策定する「PostgreSQL構築/運用/チューニングなど各ガイドライン策定支援」といったメニューを用意している。

 価格は210万円(税別)から。なお支援対象には、PostgreSQLをベースにOracle Databaseとの互換機能を追加した「Postgres Plus Advanced Server」も含まれている。

(石井 一志)