ニュース

米Basho、Amazon S3との互換性などを強化した「Riak CS 1.5」

 米Basho Technologies(以下、Basho)は5日(米国時間)、分散オブジェクトストレージを実現するソフトの新版「Riak CS 1.5」「Riak CS 1.5 Enterprise」を公開したと発表した。

 Riak CSは、分散データベース「Riak」をベースとした、分散クラウドストレージ環境を構築するソフト。またRiak CS Enterpriseは上位版にあたり、マルチデータセンターレプリケーション、モニタリング、24×7サポートなどが付属する。いずれも、パブリック/プライベートクラウドを支えるアプリケーションやサービス向けの、信頼性の高いストレージとして利用されているという。

 今回のRiak CS 1.5では、オペレーション、パフォーマンス、拡張性を向上する新機能が提供される。具体的には、まず、Amazon S3との互換性が拡張されており、1つのコールで複数のオブジェクトを削除するmulti-object delete、指定したオブジェクトを任意のバケットにコピーするPut object Copy、CDNとの柔軟なインテグレーションを可能にするキャッシュコントロールヘッダといった新機能が提供される。

 また、ガベージコレクションプロセスのパフォーマンス向上、クラスタの管理・監視やトラブルシューティングなどのタスクを容易にする管理機能の簡素化なども行われた。

 さらにテクノロジープレビューとして、マルチクラスターサポートも追加されている。単一のRiak CSネームスペース配下に、複数のRiakクラスタの存在を可能にすることで、シングルクラスタの最大容量を拡張するとのことだ。

石井 一志