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開発したアプリのデプロイを自動化する「CA LISA Release Automation」

CA LISAシリーズでDevOpsを支援

 CA Technologiesは5日、DevOpsの実現を支援する継続的デリバリーソリューション「CA LISA Release Automation(以下、LISA RA) 5.0」を発売した。

 LISA RAは、開発したアプリをテスト・本番環境に自動配布するもの。複数層で構成されるWebシステムやクラウド環境に対して俊敏にデプロイし、人的ミスも防げる

 直感的なグラフィカル・ワークフロー・エンジンを備え、例えば「仮想マシンの立ち上げ」「アプリサーバーの配備」「環境変数の設定」など定義済みのアクション(900種ほど)アイコンを、ドラッグ&ドロップでつなげていくだけで、リリースプロセスを設計できる。サードパーティ製やOSSのミドルウェアなど幅広くサポートしており、それぞれにスクリプトなどを書かずに連携させることが可能だ。JenkinsやVisual Studioでのビルドをきっかけに、LISA RAのプロセスをスタートすることもできる。

 価格は32万5000円(税別)/デプロイサーバー。

ドラッグ&ドロップでリリースプロセスを設計
デリバリー状況を可視化するレポート機能

 CAは、すでに出荷済みのサービス仮想化ソリューション「CA LISA Service Virtualization」や、テスト支援ソリューション「CA LISA Test」とともに、新製品を訴求。包括的なDevOpsソリューションを提供するとしている。

川島 弘之