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FJMと富士通SE、細業種向けのSaaS型ERPソリューション

 株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)と株式会社富士通システムズ・イースト(以下、富士通SE)は1日、SaaS形態での細業種クラウドサービスの開発・販売・サポートをワンストップで行う体制を構築すると発表した。中堅・中小企業向けクラウドビジネスの拡大が目的で、同日より本格展開を開始する。

 両社では今回、「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart きらら 会計」や「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart ワークフロー」など、既存のSaaS型ソリューションを細業種ソリューションに統合。細業種向けERPソリューション「AZCLOUD SaaS」シリーズとして、SaaSのラインアップを強化するという。

 具体的には、両社が持つこれまでの導入実績や業種ノウハウを生かし、細業種に必要な基本機能を充実させたSaaSを開発することで、早期導入を可能にする考え。さらに、各種オプションを用意し、各ユーザー企業固有の業務にも対応するとした。

 その第1弾は、食品業向けの「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart 食品 FoodCORE」をベースとした「AZCLOUD SaaS 食品」と、タブレット活用によるビル・マンションの点検情報を管理する「AZCLOUD SaaS 設備点検」の2つで、いずれも4月より提供開始する。価格は、前者が10ユーザーIDで月額40万円(税別)から、後者が5ユーザーIDで月額7万5000円(税別)から。

 導入時は、稼働環境の自動設定、移行ツールの提供により、ユーザー企業の負荷を軽減。サポートについても、クラウドサービスに特化した新会社「富士通システムズアプリケーション&サポート」、あるいはFJMのサポートデスクに集約し、窓口を一本化し、高品質なサービスをワンストップで提供するとのこと。

 なおFJMと富士通SEは、新しい営業・SEモデルを共同で推進するとともに、AZCLOUD SaaSシリーズを今後3年間で20種に増やし、中堅・中小市場でのシェア拡大を目指す。

石井 一志