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富士通、「GLOVIA smart」導入支援サービス、価格・納期ともに3割減

 富士通株式会社と株式会社富士通マーケティング(FJM)は6日、中堅企業向けビジネスアプリケーション「GLOVIA smart」のシステム構築を簡易化する「GLOVIA smart 簡易導入サービス」を発表した。「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart 会計」(以下、GLOVIA smart会計)、および「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart 人事給与」(以下、GLOVIA smart 人事給与)で利用でき、価格はともに500万円(税別)から。

 「GLOVIA smart 簡易導入サービス」は、約3000社へのGLOVIA smart導入ノウハウを集約したSE集団「GLOVIAサービスセンター」が、ユーザー企業の導入を支援するサービス。導入の効率化を図る標準化したテンプレートと、他社パッケージからのデータ移行を容易にする移行ツールを活用し、従来はユーザー側で行っていたマスタ登録作業などを含めて導入作業を行うことにより、ユーザーの作業負担を軽減する。また短期間、低コストでの導入が可能になり、価格・納期ともに従来と比べて約3割の削減を行えるとのこと。

 加えて、ユーザー固有の追加機能の開発を統合し、継続的な品質管理を行うアプリケーション開発サービスや、運用中の質問、問い合わせ対応などの運用支援を行うメンテナンスサポートサービスもGLOVIAサービスセンターから提供する。さらに今後は、マスタ保守など保守作業を一部代行するITO(Information Technology Outsourcing)サービスや、固定資産代行入力業務の一部を代行するBPO(Business Process Outsourcing)サービスなど、運用代行サービスも拡充する予定。

 製品自体についても、「GLOVIA smart 会計」と「GLOVIA smart 人事給与」に、旅費・仮払い申請や立て替え・仮払い精算、住所変更届などの人事諸届の申請・承認機能と、証憑や各種人事書類の文書管理機能を強化し、7月末より提供開始する予定だ。価格はそれぞれ、150万円(税別)から、130万円(税別)から。

石井 一志