NTTデータ、米TableauのBIツールを販売

　株式会社NTTデータは27日、BI（ビジネスインテリジェンス）製品を手掛ける米Tableau Software（以下、Tableau）とパートナー契約を締結し、同社製品の販売を開始したと発表した。

　NTTデータでは、BI導入時の構想策定から定着化までを支援する「グローバルBIサービス」や、業務活用シナリオを定義した業務別のBIテンプレート「BIBooster」を提供している。一方のTableauでは、直感的なUIを持ち、誰でもデータをすばやく分析できる高速処理BIツールを提供してきた。

　今回、NTTデータのBI導入実績やノウハウ、デリバリー力と、Tableau製品の組み合わせにより、ユーザーは定型レポートやダッシュボード、ウィジェット、テンプレートを用意する必要がなくなるとのこと。また、ユーザー自身によるデータディスカバリーを実現するとしている。

　なおNTTデータでは今回の提携を受け、社内にTableauチームを立ち上げるほか、BIBoosterの業務シナリオのラインアップ拡充を図る考えで、製造、流通などの日系大手グローバル企業やテレコムを中心に、初年度5件以上の導入を目指す。