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ASTERIAでTableauと連携する専用アダプタ、6月より実験版を提供開始

 インフォテリア株式会社は、自社のデータ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」と、Tableau Japan株式会社のデータ分析ソリューション「Tableau(タブロー)」とを連携させる「Tableauコンポーネント」において、実験版(エクスペリメンタルビルド)を6月9日より提供すると発表した。

 AASTERIA WARPは、メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間で、データをノンプログラミングで連携可能にするミドルウェア。一方のTableauは、専門的な知識を持たない人でも高度なデータ分析を手軽に行えるようにする、データ分析ソリューションである。

 今回インフォテリアでは、Tableauと連携する専用アダプタを提供することで、ASTERIA WARPの活用用途や販路のさらなる拡大を図る考え。また、このアダプタによりさまざまなデータソースとTableauがつながることに加え、データ分析に必要なデータソースを定期的に自動抽出できるようになるため、データ分析の際の、データソース側のアクセス負荷を軽減し、多様なデータ分析要求にも高速かつ容易に対応できるようにする。これによって、顧客のデータ分析を高速化・多様化し、ビジネス精度とスピードの向上に貢献するとした。

 なお、Tableauコンポーネントの実験版は、6月9日より、ASTERIA製品の技術者向け情報サイト「ASTERIA Developer Network」にて提供する。

石井 一志