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日立電線ネットワークス、連携機器を増加させた検疫アプライアンス新版

 日立電線ネットワークス株式会社は29日、エージェントレス検疫アプライアンスサーバー「QuOLA@Adapter(クオラアダプタ)」の新版「同 Ver.4.04」を発表した。

 QuOLA@Adapterは、管理者が定めたセキュリティポリシーに合致しない端末を、ネットワーク制御機器と連携してネットワーク接続から遮断する検疫アプライアンス。今回の新版では、APRESIA/AlaxalA/Aruba/NetSkateKobanといった、従来対応していた製品に加えて、任意のWeb認証機能を持つLANスイッチや無線LANコントローラと連携できるようになった。ネットワーク制御機器に依存しないため、より容易な導入が可能になるという。

 また、検疫実行をシミュレーションし、検疫した結果がセキュリティポリシー違反でもネットワーク接続を遮断しないシミュレーションモードにおいて、従来はユーザーに見えてしまっていた検疫実行中の画面や、検疫結果、治癒ガイドを非表示化できるようにした。

 さらに、Windows 8.1、Mac OS X 10.9や、2014年版の各種ウイルス対策ソフトといった最新製品に対応したほか、Javaのバージョン情報で検疫を行う機能、Mac OSのパッチ検疫機能などにも新たに対応している。

石井 一志