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日立電線ネットワークスの検疫ソリューション新版、仮想アプライアンス版を提供

 日立電線ネットワークス株式会社は13日、検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter(クオラアダプター)」の新版「同 Version 5.01」を提供すると発表した。また、仮想アプライアンス版「QuOLA@Adapter Version 5.01 VA版」を6月上旬にリリースする。

 QuOLA@Adapterは、管理者が定めたセキュリティポリシーに違反する端末があった場合に、ネットワーク制御機器と連携してネットワークに接続できないようにする、検疫アプライアンス製品。Windows、Mac、Linuxに加えて、AndroidやiOSといったスマートデバイスをサポートしており、OS、ドメイン参加状態、ウイルス対策ソフト、セキュリティパッチ、必須/禁止ソフト、OS上のファイアウォール稼働状態、資産台帳への登録状態など、さまざまなセキュリティポリシーに対応している。

 今回の新版では、Mac OS X 10.10、Android 5といった最新のOSに対応したほか、2015年度のウイルス対策ソフトをサポート。加えて今回より、仮想環境上でQuOLA@Adapterの機能を実現する仮想アプライアンス版を提供し、より容易に検疫システム環境を構築できるようにしたという。

石井 一志