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クラスメソッド、米Tableauとアライアンス・パートナー契約を締結

ビジネス分析ツールをAWSと組み合わせて提供

 Amazon Web Services(AWS)の活用を支援するクラスメソッド株式会社は16日、ビジネス分析ツールを提供する米Tableau Software(以下、Tableau)とアライアンス・パートナー契約を締結したと発表した。アライアンス・パートナー・プログラムにより、クラスメソッドは今後、Tableauから専門的かつ優先的な各種情報やサポートを継続的に受けつつ、TableauとAWSを組み合わせたソリューションを国内で提供していく。

 クラスメソッドはこれまで、AWSのインテグレーターとして「Amazon Redshift」「Amazon Elastic MapReduce(以下、Amazon EMR)」「Amazon DynamoDB」などのビッグデータ関連の技術を取り扱ってきた。今後はTableauのビジネス分析ツールも合わせることで、データの可視化・ビジュアル化を強化する。

 具体的に、Amazon RedshiftをDWH(データウェアハウス)、Amazon EMRをETL(データの抽出・変換・加工・ロード)としたデータ処理技術に加え、Tableauのビジネス分析ツールによるビジュアル分析を強化し、初期投資を抑えつつ、業務でデータ分析を本格的に行いたいといった企業のニーズに応えるという。

 また、AWSとTableauの組み合わせで得られた経験やノウハウを、クラスメソッドが運営するブログ「Developers.IO」やセミナー・勉強会で広く情報公開・共有する方針。

川島 弘之