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CTC、米TableauのBIツールを利用したソリューションを提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は17日、米Tableau Software(以下、Tableau)と販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴いCTCは、同社の最新BIツール「Tableau 8.0」を用いたBIソリューションを提供する。また、Tableau Japan株式会社がマーケティングや技術支援を行うとのこと。

 TableauのBIツールは、導入・開発のために専門のエンジニアを必要とせず、経営者層をはじめとする全部門のスタッフが、直観的かつ自由にデータ分析を行えるよう設計されているのが特徴。データの可視化、ビジュアル化に優れており、高度なスキルを必要とせず、あらゆるデータから深い洞察を得られるという。

 また、PC1台・1ユーザーから導入できるデスクトップアプリケーション版(Tableau Desktop)から始め、利用状況に応じてサーバー版(Tableau Server)へ拡張するといった利用法にも対応している。

 CTCが提供するソリューションでは、Tableau製品を使って、データ要件の分析レポートなどを作成する導入支援サービス、導入後の操作活用に関するトレーニングサービス、各種データウェアハウス(DWH)やHadoopシステムなどを組み合わせたシステム検証から保守サポートまでを、ワンストップで提供する。また、デスクトップアプリケーション版からサーバー版への拡張にあたっての、システム全体の導入支援も行うとのこと。

 Tableau 8.0の価格は、デスクトップアプリケーション版の1ユーザー構成で、25万円から。今後、CTCとTableauは、ビッグデータに関連したサービスの連携を強化し、大量データの蓄積と活用によるユーザー企業の価値向上に向けたソリューション開発や、サービス提供力の強化を図るとしている。

石井 一志