ニュース

統合監視ソフト「MIRACLE ZBX」のPostgreSQL対応パッケージを無償公開

構築支援・保守サービスも提供

 ミラクル・リナックス株式会社は19日、統合監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」において、米SRA OSS 日本支社との技術提携により、オープンソースデータベースのPostgreSQLに対応した最新版パッケージを無償公開したと発表した。また、PostgreSQLとMIRACLE ZBXを活用した統合監視システムの構築支援サービスと保守サービスを、同日より提供開始する。

 ミラクル・リナックスによれば、現在、テレコム、製造、金融など、システム全体の安定性が期待される市場では、PostgreSQLとMIRACLE ZBXを組み合わせたシステム監視のニーズが高まっているという。

 そこで、こうした要望に応えるため、パートナー制度「MIRACLE ZBX WORKS」にSRA OSSを迎え、MIRACLE ZBXでサポートしているデータベースにPostgreSQLを追加した。この提携により、両製品を活用した統合監視システムで発生した障害には、両社のコアエンジニアが協力して対応できるようになったとのこと。

 なおミラクル・リナックスでは、MIRACLE ZBXの既存サポートサービスにおいて、MIRACLE ZBXに関連したPostgreSQL関連のの障害については、ログ解析レベルの対応を提供する。

 また、MIRACLE ZBXをベースとしたシステム監視ソフトウェアパッケージ「MIRACLE ZBX Enterprise Pack」でも、2014年6月に予定している新版「同 V2.2」では、PostgreSQL 9.3ベースの製品リリースを計画しているとしている。

石井 一志