ニュース

ミラクル・リナックスの統合監視ソフト「MIRACLE ZBX」パートナー制度に6社加入

 ミラクル・リナックス株式会社は26日、オープンソースベースの統合監視ソフト「MIRACLE ZBX」のビジネスパートナー制度「MIRACLE ZBX WORKS」の会員として、TIS株式会社、株式会社野村総合研究所(NRI)、株式会社PFU、株式会社日立ソリューションズ、株式会社Minoriソリューションズ、株式会社リウコムの6社が新たに参加したと発表した。

 「MIRACLE ZBX」は、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」をベースに、ミラクル・リナックスが独自開発した統合システム監視ソフト。同製品のパートナー制度である「MIRACLE ZBX WORKS」は、売り上げコミットを必要としない申請ベースのビジネスパートナー制度として設立され、ソフトウェアベンダーやハードウェアベンダー、システムインテグレータなどが加入している。

 特典としては、「MIRACLE ZBX 構築サポート」の利用可能ユーザー数や有効期間を延長するほか、「MIRACLE ZBX」の研修コースを定価の80%で受講できる。また、認定エンジニアを仲介料不要で紹介したり、販促資料や技術情報を提供したり、有償テンプレートや仮想アプライアンスの製品バイナリをパートナー専用サイトから入手できたり、といった特典も提供されるとのこと。

 プログラムは10月4日にスタートしたばかりだが、兼松エレクトロニクス、サイオス、システムサポート、東芝ITサービス、日本IBM、NEC、日本HP、ユニアデックスなど、すでに20社以上のパートナーがすで加入。今回、6社が加入したことにより、30社を超えたパートナーがビジネスを展開することになった。

 なおパートナーのうちTISでは、「『MIRACLE ZBX』をはじめとするOSSを積極的に活用し、標準性に優れ、ROIの高い情報システムを提案する」とコメント。またNRIでは、「パートナー制度への加入を通じて『MIRACLE ZBX』を活用し、オープンソースと連携した統合監視ソリューションの導入を加速していく」とのコメントを発表している。

石井 一志