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オレガ、S3互換クラウドストレージ接続に対応した「VVAULT 6.0」

ストレージ仮想化ソフト新版

「VVAULT 6.0」の操作画面

 株式会社オレガは6日、ストレージ仮想化ソフトの新版「VVAULT 6.0」を発表した。

 VVAULTは、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフト。新版では、Amazon S3およびAmazon S3互換クラウドストレージを仮想ドライブの構成ストレージとして接続可能となった。互換ストレージとしては、NTT Comの「Bizホスティング Cloudn Object Storage」や「ニフティクラウドストレージ」などの接続検証を進めており、VVAULT 6.0の動作確認が取れ次第、対応サービスを順次拡大する予定。

 これと併せて、接続速度が遅く常時接続も保証されないクラウドストレージでも快適に利用できるようにするため、クラウドストレージに保存するファイルをあらかじめ最適な形に分割してローカルストレージにキャッシュする「VVAULTクラウドストア」技術を開発。クラウドストレージをNASのように快適に使用したり、ベンダーによって仕様に差異のあるクラウドストレージを共通インターフェイスで取り扱えるようになるという。

川島 弘之