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ERPから独自帳票へ、アドオンなしでデータマッピングする「OPRO DB Bridge」

 日本オプロ株式会社は7日、ERPと帳票テンプレートをシームレスに連携するソリューション「OPRO DB Bridge」を発表した。

 ERPから帳票を起こす際、さまざまな理由でアドオン開発が必ず発生するという。例えば、「対象条件、集計条件、表示項目などの出力条件がERP標準帳票と合わない」「日本では業務上欠かせない機能がERP標準では用意されていない」「顧客指定書式、罫線、ロゴなどデザイン性に応えるために工数が増加する」などだ。

 通常こうした課題には、ERPと帳票テンプレートをシームレスに連携させる中間アプリを個別開発して対応していた。

 OPRO DB Bridgeは「汎用的に利用できる中間アプリ」となり「面倒な中間アプリ開発を不要」にするもので、データベースに帳票出力用のViewを用意するだけで、OPRO DB Bridgeの「データマッピング機能」を利用して、Viewに格納されたデータと帳票テンプレートを簡単にマッピング(ひも付け)できるようになる。

 特徴としては、面倒なデータマッピングや設定をドラッグ&ドロップで直感的に行える。複雑な設定は不要で、プログラミングなどの知識がなくても簡単に利用可能。

ドラッグ&ドロップで直感的にマッピング

 完成したマッピング情報から、OPRO DB Bridgeの「帳票出力指示機能」によって帳票を出力。その際は、自由に設定できる検索条件により、出力対象のデータを簡単に抽出して選択できる。さらに帳票のメール送信やFAX送信の設定も可能で、帳票の利用状況に応じた多様な配信設定を実現するという。

簡単出力

川島 弘之