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NTTアイティ、最大2000台までのWeb会議を行える「ミーティングプラザ 大規模フォーラム」

iOS端末での映像・音声品質を向上

 NTTアイティ株式会社は、iPhone/iPadに対応し、最大2000台まで端末を接続できるWeb会議サービス「ミーティングプラザ 大規模フォーラム」サービスを、16日より開始すると発表した。

 「ミーティングプラザ 大規模フォーラム」は、Web会議システム「MeetingPlaza Mobile」のiPhone/iPad版を高品質化し、大規模ユーザー対応に拡張したサービス。映像品質、音声品質をデスクトップPCの品質により近づけるとともに、Windowsクライアントの共有機能を追加したため、Windows PCと接続した会議での機能差が減り、iPhone/iPad、PC、Macを多数台接続した大規模会議で利用できるようになったという

 具体的には、最大32名のビデオ表示で、個々の高精細な受信表示に対応したほか、標準からHDまでのビデオ品質で送受信を行えるようになっている。また、フレームレートを改善し、従来以上のスムーズなビデオ映像を実現。音声についても、音声遅延制御機能の強化によって品質をさせた。

 資料共有では、Microsoft Office、PDF、テキスト、画像などのファイル共有をサポートしたことに加え、iPad側からもファイル共有機能を開始できるようにした。さらに、撮影した写真、すでに保存されている写真の共有に対応。加えて、アプリケーション共有では、高品質画像の受信できるように改善されている。

「ミーティングプラザ 大規模フォーラム」のiPad画面イメージ

 対応するiOS端末は、iPad 2、第3世代と第4世代のiPad、iPad mini、iPhone 4S、iPhone 5で、iOSは5.0~7.0まで。また、ミーティングプラザクライアントがインストールされたWindows PC、Mac、Android端末からもフォーラムに接続可能で、Android端末は同時10台まで接続できる。Android端末については、大規模接続対応も予定されているとのこと。

 なお、従来のミーティングプラザと同様、ASP型とオンプレミス型の両形態で提供され、ASP型のサービスを契約しているユーザーは、追加費用なしで「ミーティングプラザ 大規模フォーラム」の機能を利用できる。一方、オンプレミス型は12月上旬ごろに対応する予定だ。

石井 一志