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NTTアイティのWeb会議サービス、iPadハンズフリーに対応

エコーキャンセラー技術を強化改良

 NTTアイティ株式会社は8日、Web会議サービス「ミーティングプラザ」において、最新のエコーキャンセラー技術でiPhone/iPadをハンズフリーで利用できるクライアントプログラム新版を10日より提供する。机上や手持ちのiPadでヘッドセットなしで会議に参加し、クリアな会議音声を視聴しながら利用できる。

 ミーティングプラザは、3000社を超える導入実績を持つWeb会議サービス。クラウド型とオンプレミス型の2形態で提供される。従来よりタブレットを利用したWeb会議を提供してきたが、iPadユーザーの「ハンズフリーで利用したい」という要望に応え、iPhone/iPad版のエコーキャンセラー機能を強化改良した。

 機能強化により、会議周囲の雑音低減、ハウリング、エコーなどの発生頻度低減が見込める。メリットは、ヘッドセットなしで手軽に会議に参加できること。ハンズフリーとなり、iPadの移動も容易で、カメラ映像の撮影ポイントを変更すれば臨場感あふれる状況報告が可能になること。タブレットをハンズフリーで設置し、1拠点に数人が参加するWeb会議サービスとしても利用できること。

iPadハンズフリーを利用した会議シーンの例

 対応端末は、iPad 2、iPad Retina(第3世代/第4世代)、iPad mini、iPhone 4S、iPhone 5(iOS 5.0からiOS 7.0から)。クラウド型サービスの既存ユーザーは、iPhone/iPadにクライアントプログラムをインストールするだけでハンズフリー機能が利用できる。

 価格は、クラウド型サービスについては、特に価格変更はない。オンプレミス型を希望する場合は、MPモバイルオプション(iOS)ライセンスの購入が必要となる。

川島 弘之