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サイオス、OSSサポートサービスがAWS環境に対応~インスタンス単位で購入できるパッケージも

 サイオステクノロジー株式会社(サイオス)は25日、オープンソースソフト(OSS)のサポートサービス「サイオス OSS よろず相談室」のサポート対象環境に、8月1日よりAmazon Web Services(AWS)を追加すると発表した。AWS上でOSSを利用する企業向けに、OSSのサポートサービスを提供する。

 「サイオス OSS よろず相談室」は、OSSの使用方法や設定方法、トラブル対応に関する質問をメールで受け、OSSを熟知した上級テクニカルサポートスタッフが、調査結果や回避策、アドバイスを回答するサービス。80種類以上のOSSをサポートしている。

 一方、クラウドサービスの活用が進み、AWSへのシステム移行が拡大する中で、OSSを含むシステムをAWS上で稼働させている企業も増加している。こうした状況を受けて、AWS上でのOSSサポートに対するニーズが増えていたという。

 今回、対象環境にAWSを追加したのは、そうした要望を受けてのもの。また、AWSでの利用インスタンス単位で購入できるパッケージ「OSSよろずサポートパック for AWS」も製品化した。

 このパッケージでは、サポート期間は6カ月と12カ月から選択可能。また、Apache httpd、Apache Tomcat、PostgreSQL、Zabbixなど、20種類のOSSに関する問い合わせを無制限に行え、使用方法や設定方法、運用障害発生時の問題調査、回避策の提案などのサポートサービスが受けられるとのこと。

 1インスタンスあたりの価格は、5~9インスタンス、6カ月の場合で1万8000円(税別)。最小5インスタンスから購入できる。

石井 一志