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日本HP、ITIL準拠のITサービス管理機能を提供するクラウドサービス「HP Service Anywhere」

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は24日、ITILベストプラクティスに基づいたITサービス管理ソリューション「HP Service Manager software」のSaaS版として、「HP Service Anywhere」を発表した。低コストかつ短期間で導入できるSaaS版へのニーズが高まっており、今回のサービス提供により、その市場ニーズに応えるという。販売開始は5月2日から。

 「HP Service Anywhere」は、オンプレミス型のHP Service Manager softwareをベースに、IT運用管理に必要不可欠となるインシデント管理、問題管理、変更管理、構成管理、サービスデスクなどの主要機能をSaaS型で提供するもの。ワークフロー編集機能が大幅に強化されているのも特徴で、ワークフローの柔軟なカスタマイズと可視化を実現する、プロセス&タスクデザイナー機能を備えている。

 セキュリティ面では、KPMGより情報セキュリティ・マネジメント・システム(ISMS)「ISO/IEC 27001:2005」の認定を受けているほか、サービスレベルについても日本HP社内でWebのレスポンスタイムを常時計測しており、稼働率99.9%の可用性をコミットメントしているとのこと。また導入時は、従来のオンプレミス型と同様、ITILによるコンサルティングや導入支援、教育コースプログラムなどを、ユーザー企業の要件に合わせて提供できるとしている。

 なおSaaS版はクラウド環境で提供されるため、機能のアップデートなどは年に数回自動的に行われ、ユーザーがバージョンアップやアドオンなどの作業を行う必要はない。

 ライセンス体系は、「Named」(固定ユーザー)と「Floating」(同時ユーザー)の2種類から選択可能。それぞれ、1年、3年、5年のプランを用意した。初回購入時は最小25ユーザー(10月までに導入する場合は最小10ユーザー)からで、追加時は1ユーザー単位で購入できる。

 価格は、Namedライセンスの1年が18万7950円、3年が56万5215円、5年が94万1995円。Floatingライセンスの1年が37万6950円、3年が113万325円、5年が188万3910円となっている。

(石井 一志)