BIGLOBE、「クラウドアプリストア」でCLUSTERPRO XとSQL Serverを提供

クラウドアプリストア

　BIGLOBEは12日、IaaS型パブリッククラウド「BIGLOBEクラウドホスティング」上で利用可能なソフトウェアやミドルウェアを販売する「クラウドアプリストア」を開始した。

　クラウドアプリストアでは、クラウドサーバーの構築・運用に必要なツールや、中小企業の業務を効率化する勤労管理、営業支援などの業務アプリを中心に提供する。通常は一括購入となるソフトウェアを月額料金で提供することで、「必要な時に必要な分だけ」というクラウドのメリットを実現する。

　同サービスの第1弾として、HAクラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と「SQL Server」を提供する。

　CLUSTERPRO Xは、システムの障害を検知し、健全なサーバーに業務を引き継ぎ、高可用性を実現するもので、DBサーバー向け/JavaVM向け/Webサーバー向けのうちのいずれかを選択して利用可能。クラウドアプリストアでは2ノードライセンス（仮想サーバー2台構成のライセンス）を提供し、価格は月額12万6000円。

　一方、SQL Serverは、Windows Server上で業務データを処理・管理するRDBで、BIGLOBEクラウドホスティングのサーバー「ベースモデル（Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit）」にあらかじめインストールした形で提供する。価格は月額5万2500円で、月額料金にサーバーの月額料金も含まれる。なお、Windows Server 2008 R2 Standard Edition（64bit）、SQL Server 2012またはSQL Server 2008 R2ともにSPLAの条項が適用される。