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ヤマハ、タイとマレーシアでVPNルータやスマートレイヤ2スイッチを販売へ

 ヤマハ株式会社は23日、VPNルータ「RTX810」とスマートレイヤ2スイッチ「SWX2200-8G」「SWX2200-24G」の3製品について、タイ、マレーシアの両国で販売を行うと発表した。6月より開始される予定。

 「RTX810」は、2011年11月より販売が開始されているVPNルータ。主に中小規模の企業ネットワークでの利用を想定しているが、全ポートがGigabit Ethernetに対応するほか、安価な製品ながらも最大1Gbpsのスループットを実現でき、拠点間での安定したネットワーク構築を実現できるという。

 一方の「SWX2200-8G」「SWX2200-24G」は、2011年2月下旬に、ヤマハが初めて発売したEthernetスイッチ。ヤマハ製ルータと連動して集中管理を行える点が特徴で、それぞれ、1000BASE-Tポート×8、1000BASE-Tポート×24を備えている。もちろん、「RTX810」との連携にも対応しており、あわせて利用することで、ネットワーク上のスイッチの構成やポートのリンク速度、通信量などを表示し、ネットワーク状態を見える化できる。

 ヤマハでは日本以外に、中国でスイッチやルータを提供しており、今回タイとマレーシアを含めた4カ国で同じヤマハネットワーク製品を利用できることになった。これにより、各拠点間での管理・設定が容易になるほか、信頼性の高いネットワーク構築が可能になるとのこと。

 なお両国での販売については、現地の代理店経由で行われる。

RTX810
SWX2200-24G

(石井 一志)