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日本マイクロソフト、中堅・中小企業6社でのOffice 365採用事例を発表
(2013/2/25 15:37)
日本マイクロソフト株式会社は25日、中堅・中小企業6社における、Office 365の採用事例を発表した。
メール、グループウェア、オンライン会議などの機能を提供するクラウドサービスのOffice 365は、固定資産が不要で、運用についても負担が少ないクラウドサービスならでのメリットを生かして、大企業のみならず中堅・中小企業での導入が進んできた。日本マイクロソフトによれば、Office 365のユーザー企業のうち、約9割が従業員250名以下の中小企業とのことで、この規模における顧客のユーザー数は、対前年比約4倍のスピードで成長しているという。
今回、事例として発表された6社も、4社が従業員1~49名、2社が同100~249名の中小企業であり、さらなる採用の拡大が期待されている。
なお、具体的な活用は以下の通り。
<1~49名>
・有限会社保険センタートキオ(保険代理店窓口、島根県)
利用製品:Office 365
震災をきっかけに、震災時も事業が継続できる情報基盤を安価に実現する狙い。重要書類をクラウド上で安全に管理している。
・i6 コンサルティング グループ株式会社(人事業務のコンサルおよび請負業務、東京都)
利用製品:Office 365
人事コンサルのベンチャー企業が、外出先や常駐先からでも安全かつ信頼性のおける業務を行える情報基盤をIT管理者不要で安価に利用可能に。
・税理士法人ほはば(税理士法人、大阪府)
利用製品:Office 365
Google Appsからの移行事例。クラウド上のファイルをOfficeから直接編集可能になった。また、保存容量を気にせずに、膨大なドキュメントを管理可能に。
・ステーキハウス神楽(鉄板焼きレストラン、兵庫県)
利用製品:Exchange Online
予約システムと連携したクラウド型メールシステムにより、予約状況を全店で共有している。従来のシステムと比べて約1/10のコストで実現した。
<100~249名>
・株式会社北研(総合きのこ種菌メーカー、栃木県)
利用製品:Lync Online
日本各地の営業拠点と仮想会議を開催し、出張費を削減。ほかのシステムと比べても、ランニングコストが約9割減となった。
・株式会社サカタ製作所(屋根の部品メーカー、新潟県)
利用製品:Office 365
金属屋根の部品製造を支えるコミュニケーションをクラウドで実現。モバイルデバイスと組み合わせて、どこからでも連絡が取れ、アクセスできる情報基盤を実現した。