富士ゼロックス、クラウド型名刺管理サービスの有料プランを拡充~より大規模な環境に対応


 富士ゼロックス株式会社は24日、クラウド型ビジネスコミュニケーション支援サービス「SkyDeskサービス」の名刺管理サービス「SkyDesk Cards」において、有料サービスを拡充すると発表した。

 「SkyDeskサービス」は、主に中小企業(SMB)に向けてコミュニケーションやコラボレーションの機能を提供するクラウドサービス。メール、連絡先管理、スケジュール管理、資料共有、簡易ワープロ/表計算などの機能を利用できる。

 基本機能は無償で利用できるが、拡張オプションとして有料サービスが開始されており、名刺データを登録し、容易に管理・共有するできる「SkyDesk Cards」でも、登録できる名刺数を1000枚/人まで増やせる「SkyDesk Cardsプロフェッショナル」がすでに用意されている。

 今回はさらに、名刺データの登録可能枚数を3000枚/人まで増やした「SkyDesk Cardsエンタープライズ」をラインアップした。さらに、SkyDesk登録メンバーで構成する「組織」メンバーで共有できる名刺データの上限も3万枚に増加しているため、大規模かつ組織的な名刺データ共有に対応。企業の本格的なビジネスコミュニケーション環境の構築を支援できるとしている。

 また、名刺データの登録方法も拡張された。複数枚の名刺をスキャナに並べて読み取り、その画像をアプリケーション側で自動的に切り取って、個別の名刺データとして登録できる機能が追加されている。この機能では、各名刺を同じ位置で裏返して読み取った裏面画像を、自動的に表面画像とマッチングさせ、同時に登録することも可能なため、大量の名刺データを効率的に登録できるとのことだ。

 「SkyDesk Cardsエンタープライズ」の価格は、1ユーザーあたり7600円(税別)/6カ月。

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