ネオジャパン、グループウェアのデータをクラウド上へバックアップするサービス~年額1万円から利用可能


 株式会社ネオジャパンは14日、グループウェア「desknet's」ユーザー向けのクラウドバックアップサービス「desknet'sバックアップサービス」を発表した。主に中小企業のユーザーを対象としており、年額1万円から(10GBまで)の低料金で、クラウドストレージ上へのバックアップを可能にする。


 「desknet'sバックアップサービス」は、オンプレミス環境で運用されているdesknet'sのデータを、クラウド上へ定期的にバックアップするサービス。desknet'sを稼働させているサーバーに専用のバックアップツールをインストールし、認証キーなどを設定するだけで、容易にデータのバックアップを可能にする。

 バックアップ対象のデータは、ローカルで一度圧縮された後、SSLによる暗号化通信でクラウド上へ送られる仕組み。バックアップ対象のデータや実行スケジュールなどは、バックアップツールから柔軟に設定可能で、自由にクラウドからローカルへダウンロードして、サーバーに書き戻すこともできる。

 またバックアップ先としては、国産クラウドベンダーであるニフティの「ニフティクラウドストレージ」を利用しており、クラウド上で3重に保存されるため、高い可用性を提供するとした。

 対応するのは、desknet's スタンダード版およびミドル版(Middle Edition)で、Windows Server 2008 R2/2008/2003 R2/2003、Red Hat Enterprise Linux ES4/5、CentOS 5.2/5.5。エンタープライズ版(Enterprise Edition)については、個別対応となる。

 価格は、バックアップ容量10GBごとに年額1万円。ネオジャパンによれば、対象となるユーザーのほとんどは、10GBを超えないと想定しているとのこと。


バックアップの仕組みWindows用バックアップツール
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