シスコとネットアップ、クラウド・仮想化ソリューション「FlexPod」のエントリー向けを提供


 シスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)とネットアップ株式会社は29日、事前検証済みの統合システムソリューション「FlexPodシリーズ」に、比較的低負荷な環境向けのラインアップを追加すると発表した。

 FlexPodシリーズは、ネットアップのストレージと、シスコのネットワーク、サーバーなどのコンポーネントで構成される、統合システムソリューション。事前検証済みであるため、仮想化やクラウドを迅速に導入できるメリットがある。

 今回はこのラインアップに、500~1000ユーザーを対象としたエントリー向けのソリューションを追加した。最初は必要な分だけを導入しておき、需要の変化に応じて容易に拡張できるスモールスタートに対応し、処理能力の追加によって大規模エンタープライズクラスまでの拡張が可能なため、投資も保護できるという。

 ストレージにはネットアップの「FAS 2240」を、サーバーにはシスコの「Cisco UCS Cシリーズ」を利用し、Cisco Nexus 5000スイッチ、Cisco Nexus 2232 Fabric Extender、Cisco UCS 6200 Series Fabric Interconnectなどのネットワーク製品を含む。また上位製品と同様、複数のハイパーバイザーやビジネスアプリケーションをサポートしているとのことだ。

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