ビットアイル、新クラウド基盤を活用したIaaS「サーバオンデマンドNEXT」


 株式会社ビットアイルは9日、「Cloud ISLE」ブランドで展開するクラウドサービスにおいて、IaaS型サービス「サーバオンデマンドNEXT」を発表した。同日に発表された新クラウド基盤を活用し、12月10日より、順次提供を開始する予定。

 「サーバオンデマンドNEXT」は、ビットアイルのデータセンター内に構築されたサーバーのリソースプールから、短期間利用・短納期のサーバーリソースを提供するサービス。仮想・物理のサーバーリソースを組み合わせて利用可能なほか、仮想サーバーのリソースは、ゲストOS単位だけでなく仮想サーバー単位でも利用できる。

 また、ビットアイルのコロケーションサービスを利用し構築されたシステムとの連携にも対応。ネットワークについては、ファイアウォールやロードバランサ機能を標準で備えた共用ネットワークサービス、ユーザー企業専用のネットワーク機器・回線のいずれも利用できる。

 料金は、物理サーバー(4コア、12GBメモリ、146GB HDD×2:RAID 1構成)で、初期費用5万円、月額費用が6万円から。仮想サーバーは、1Coreプラン(1コア相当、2GBメモリ、HDD 20GB~)で、初期費用3万円、月額費用2万5000円から。VMwareによる仮想化基盤をサーバーまるごと貸し出すVMware Server(12コア、36GBメモリ、HDD 160GB~)は、初期費用5万円、月額費用18万円。なお、物理サーバーのプランについては、2011年2型の提供開始を予定する。

関連情報